あさい和裁ブログ「門司港きもの日和」

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巻き縫い仕立て♪


今年も師走を迎えて、毎年の様に1年の経つ早さを感じています。

つい先日の事と思っていたら、夏の終わりか秋の初めの頃の事ですが、神奈川県で行われた研修会に参加した時に習った「巻き縫い仕立て」の復習をしてみました。

巻き縫いの説明は「(一社)全国和裁着装団体連合会」のHPより抜粋しました。※元の記事はここから

~巻き縫いは、その昔に極々上仕立て総落としと言う名で呼ばれ、明治末から大正時代にかけて、贅沢なお客様の衣装として流行したと言われています。その仕立て方はいろいろあった様です。
当時、百貨店の仕事をしている腕自慢の職人が仕立てた様で、徒弟的な時代ゆえ、技術を伝承するはずがなかったのでしょう。
素材は夏物として紗、明石、透綾を使い、裾の折り返しには細工縫いをして、少ない縫い込みを裁ち落とし、出来るだけ細くして丁寧に始末する技術です。現物を見たことがない方には、想像もつかないかもしれませんが?~

 

今では巻き縫い仕立ての出来る方は極わずかで、その技術を次の世代に継承するために、全国区から若手の和裁士が集まりました。

巻き縫いでは、生地の横糸を取ってロー引きしてくけ糸を作ります。

巻き縫い(極々上仕立) (1)

縫い代も極わずかしか残しません。

巻き縫い(極々上仕立) (4)

出来上がりで縫い代を折って、仮留してから縫います。

巻き縫い(極々上仕立) (5)

巻き縫いの技術を応用して、裾や身頃に模様をつける事もできます。※模様を付けた写真は巻き縫いの説明の「元の記事」のリンク先にあります。。

普段の仕立ての中で、ちょっとした応用に活かして工夫してゆくことが出来ればと思います。

おわり。