一閑張り♪
朝夕の涼しさが気持ち良い季節になりました。
趣味の和裁教室結(ゆい)では、毎週水曜日と土曜日の午後に、一般の方向けに和裁教室を開催していますが、今回は和裁ではなく「一閑張り」を作ってみました。
一閑張りとは、竹や木で組んだ骨組みに和紙を何枚も貼り付けて、その上に柿渋や漆を塗って作る籠です。
今回は竹の籠に和紙を貼り重ねて作りました。
和紙を1枚づつ丁寧に貼り付けては天日で乾かして、その上にまた貼り付ける作業になります。
下地の和紙を貼り終えたら、墨で文字の書かれている古い和紙や、柄の入った和紙を最後に貼り付けて乾燥させます。
最後は補強の為に和紙に柿渋を塗り、一閑張り独特の風合いを出して完成です。
世界に1つだけのオリジナル一閑張りの完成です。
きものにも似合う「一閑張り作り」の報告でした。
おわり。